おすすめ!ボーカリストのレコーディングに向けた練習方法【その4】
第4回目「ボーカリストのレコーディングに向けた練習方法」。
レコーディングに向けて準備を進めていきましょう!
自分の声の良さを最大限に活かせる音程やキー(調)を知る
前回同様、これも自分のプライドを捨てて聞いてほしいです。
「高い音が出ないならいっその事、曲のキー(音程や調)を変える」ということ。
これです。キーを変えることは逃げだ!と思っている人もいると思いますが、原曲のキーで歌えたから上手いというのは、真っ赤な嘘。
本当に歌がうまい人は「自分の声に合ったキーを選択出来る人」なんです。
自分に合ったキーを探す練習方法
カラオケでいつも歌っているキーが比較的高いの曲を選んで下さい。
まず、1番はそのまま歌います。
2番からはキーを1つ下げます。(カラオケのリモコンでいうと♭(フラット)を1つ押します。)
そうすると曲の全体の音程が下がるので、2番はこれで歌いましょう。
そして大サビに来る前でも何処でもよいのですがもう1回♭をおして、1曲の中でキーを三つぐらいに分けて歌い録音して聞きましょう。
すると原曲では歌いずらかった高音域の場所も歌いやすくなります。
これで「自分はこれぐらい下げると歌いやすくなるんだ」ということが分かります。
気を付けてほしいポイント
同時に気をつけたいのは、全体の音程が下がれば低いところも当然下がります。
低いところが歌いづらくならないよう、上手くバランスの取れるキーを探しましょう。
このように自分の歌いやすいキーを探せる人が、本当の意味で自分の声と曲に向き合える人だと思います。
もちろん、たまたま原曲キーが自分に合っていた、というのも正解です。
自分に合ったキーを探して、原曲キーが最適だった、という答えをもっていれば自信にもつながります。
レコーディング裏話
プロミュージシャンの現場では、当日のボーカリストの体調や声によってキーを変えることもあります。
それ程向き合っている証拠ですね。
ただ当日キー変更をするということは、ギターやキーボード、ベースなども音程を変えなければいけないのでとても大変な事です。
安易に発言したり簡単そうに言うと睨まれます。
話せば長くなりますので細かくは話しませんが、それ程パートによって難しさが違うのです。
まとめ
まずは「高い声が出せる=うまい」ではないということを理解しましょう。
曲をトータルでしっかり聞かせられる人が上手い人なんだいう意識を持ちましょう。
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