おすすめ!ボーカリストのレコーディングに向けた練習方法【その1】
レコーディングを意識した練習をすることが、レコーディングを成功させる鍵となります。
私がおすすめする練習方法をシリーズにしてお話ししていきます。
自分の歌を録音してみよう
ボーカリストの方に質問です。
「自分の声」を聞いた事はありますか?
そんなん自分の声なんだから毎日話してるし聞いてるに決まってるじゃん。
そう思う方も多いと思います。
しかし、自分自身の体の中で響いている自分の声と、周りが聞いている自分の声は同じではないのです。
イメージと実物の違いを認識する
皆さん、こんな経験はありませんか?
「ビデオで撮った自分の声、なんか違う…こんな声で喋ってるんだ」
ビデオで撮った音や録音した音は、自分の声の印象が違って聞こえると思います。
それはビデオや録音機器が壊れているわけではなく、当たり前の事なのです。
あなたが聞こえている自分の声は、頭にある細胞組織や骨を貫通した後に耳へと届く為、録音した声と違った印象を受けるのです。
歌なら尚更そこに音程が加わっていきます。そうすると自分の声を知っていない人は、自分の歌に対する得意な部分、そして弱点を知っていない事に等しいのです。
自分の弱点と強みを把握する
大半のボーカリストは、そこでショックを受けます。思った声と違う……思った歌と違う。ボーカリストで自分の声が好きだという人は、ゼロに近いほど少ない。プロのボーカリストを含めてでもです。
私も昔、ボーカリストがやりたいと志した事がありましたが、あまりにイメージと違いすぎて、コンプレックスになりました。
しかし、そこで諦めてはいけないのです。
まずは1度自分の声や歌を録音してみてください。そしてコンプレックスに負けず、いい所と悪い所を探すのです。
自分の弱点を知ってからがスタートなのです。
まとめ
ボーカリストをやりたい!そう思っている方。
ただ自分の気持ち良いように歌うのは「カラオケ」です。
自分の声と歌に常に向き合い、一生付き合っていく。
これを頭に入れること、これこそがまずボーカリストの第1歩ではないかと思います。
そして、それがボーカリストという自分の声という楽器を演奏するパートの使命です。
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